ノルンとジョーヌ

あらすじ

童話・シンデレラ。貧しい女の子が王子様とハッピーエンドを迎える、アレ。

「ほらお母様、用事があるんでしょ？　早くでてって？」
「いってらっしゃいと言えないのかい！」

……童話・シンデレラ。貧しい女の子が王子様とハッピーエンドを迎える、アレ。
でも本作品の「シンデレラ」こと、「ノルン」は貧しい以前に

「ぶりぶりしてんじゃんイカレ魔女」「あんなデブ、大嫌い」　ゲスかった。

そんなノルンの目の前に、ある日魔女のローザと馬のベールが現れる。

「あなたにきゅんきゅん！メタモルフォーゼッ！しゃらんらっ！！」
「相変わらず適当だな」

えっ、てか馬が人語しゃべ、えっ。

魔法をかけられたノルンは、カラスになってしまう！

そして、たどり着いた森で出会ったのは男の娘のジョーヌ。
「僕はジョーヌ。今はそれしか言えないんだ、ごめんね」

なんで、森のなかに、男の娘が？

「ノルンとジョーヌ」は童話・シンデレラをモチーフにした、オリジナルボイスドラマ企画です。

ちょっとベクトルがおかしい（一応）ハートフルストーリー、順次公開予定！

登場人物

ノルン　／　CV.さばこ　　全身図
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素直で嘘が言えないゆえに、何でも口にしてしまう。
良く言えば純粋、悪く言えば毒舌。
明るく雰囲気はいいので、嫌われることはない。
嫌いなものは嫌い、好きなものは好きといえる。
子供っぽい部分も残っており、負けず嫌い。
ジョーヌの女子力に全面敗北。そしてゲスい。
ローザの魔法により、カラスになってしまう。

ジョーヌ　／　CV.青蘇　　全身
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温厚で優しい。女の子だと言われても疑わないほどかわいい。
そして美しい。男の娘として生きていくと決意した過去がある。
スカートも平気で着用し、ノルンと初めて会ったときはワンピースを着ていた。
見た目は女の子っぽいが、心の中には大切な人を傷つけられたくない、という強い気持ちも有り、男らしい部分がある。

ローザ　／　CV.紗倉妃芽　　全身
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おおざっぱで適当人間、表裏が激しい。
ベールとは数年来の仲で、お互いの気心が知れている関係。
これでも魔女のなかでは優秀で上位のランクにおり、魔力や使う魔術は難易度が高いものが多いが、滅多に使わない。
暴走したときはベールでなければ止められない、基本的にはうざいお姉さん。
ノルンをシンデレラとするよう提案したのがローザ。普段はベールと一緒に魔物退治をしながら生計を立てている。

ベール　／　CV.宮崎たかひろ　　全身（馬）
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常識人（馬）。暴走するローザを止めるのが主な役目だが、
馬なので誰かを乗せて走るのも大事な仕事である。
付き合いが一番長いのはローザだが、主（主人）はジョーヌで、彼には忠誠を誓っている。
ベールにとってはジョーヌもローザも大事な仲間であり家族。
面倒見がよく、なんだかんだ最年長なせいもあるのか、
物腰は柔らかく丁寧な口調の紳士。
ジョーヌの手伝いをするときなど、時たま魔法で青年に変化する。

ワルズ　／　CV.モモサキモヤ
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ノルン、ノルンの義姉たち４人を１人で育ててきた。
性格は良くはないが悪いわけでもなく、本当に普通の（少し態度と口調が悪い）人。
義姉の誰かを王家に入れたいと思っている。
家事はほとんどノルンにやらせているため、家事などができない。
細かいことにも文句をつけてくる。本作品では貴重なツッコミ役でもある。

ラナン　／　CV.山口和将
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王子様。ただし体型がちょっと残念。
自分至高主義、わがままで母親（王妃）にべったり。
ひいきされるのをいいことに、好き勝手にして暮らしている。
人のことを妬み、何か良くないことがあると人のせいにする。
嘘も平気でいうし、汚いこともやるし、王子としての人格は疑うものばかり。

メラル　／　CV.モモサキモヤ
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ラナン（息子）がかわいくて仕方ない親ばか。
自分の美貌を保つためには何でもやる。美しさ第一、その次にラナン。
金遣いが荒く、ラナンの嫁を見つけるために度々舞踏会を行う。
ラナンが大事なので、彼の意思を尊重している。
夫（国王）のことはもはやなんとも思っていない。

グラス　／　CV.西園寺皇刀
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妻（王妃）のメラルに逆らえず、素直に言うことを聞いている。
威圧的な外見に反して、意外と弱気。
自分の存在意義が見つけらず劣等感を感じており、
どうせ自分なんて意味のない存在だと思っている。
悪循環を生んだ原因でもある。流されやすく面倒くさがりだが、心は広い。